なでしこジャパンをいじって欲しくない


歓喜のワールドカップ優勝から一日。すでにもう、TVをはじめとするメディアは、選手の家族を引っ張り出し、恩師を担ぎ出しては涙をさそう話題をほじくり返そうとあの手この手の取材をしているのでしょうか?「感動をありがとう」のキャンペーンがこれからしばらく続くとしたら、普段からあまり見ないTVからさらに離れてなるべく近づかないようにします。


歓喜の瞬間、選手にも監督にもうれし涙はほとんど見なかったように思います。昔の日本の若者とはもう違うのです。でもTVは未だに涙を誘うことが感動を呼ぶと思い込んでワンパターンの取材と報道を今回も重ねるのでしょうか?大多数の日本人はそんな感性の持ち主ばかりなんでしょうか?


私は、あの試合そのものの感動だけを反芻して、帰国後のTVメディアにいじられるなでしこ達は見ないようにします。