激震 マスメディア 〜テレビ・新聞の未来〜


録画しておいて観たNHK「激震 マスメディア 〜テレビ・新聞の未来〜」


佐々木俊尚さんのtweetも以前から覗いていたりしているので興味津々で観ました。


私が「怖い」といっているのはあれなのです。年齢を経て経験値を積み、世間の絶大な評価と社会的地位を築きながら、気がついたら激動の世の中をこれまでの経験値からしか語れない。未来予測はあくまでこれまで築かれたものの上に穏やかに乗っかると思いたい。「危機感を感じる」といいながら若い世代を理解できない。立場は違っても取り残された板前と同じです。


TVは無残にその姿を映してしまっていました。


マスメディの崩壊といいつつ、この部分ではTVというメディアの威力は絶大であることを感じざるをえません。


実際、これから2年後3年後を予測することは誰にもできないのです。ちょっと前でしたら5年後10年後といっていたのに、激変はあっという間に津波のように世の中を飲み込んでしまいそうな気がします。



そうやってTVの老齢世代をみながら、自分のやろうとしていることはもしかしたら過去にもどることかもしれないと思うと、老齢世代以下ではないか・・・と背筋が寒くなるのです。