「パブリック・エネミーズ」〜今年の映画
男性から見ても今一番セクシーな俳優ジョニー・ディップ主演・・・ということで、ものすごく楽しみにしていた「パブリック・エネミーズ」
やっぱりマイケル・マン(監督)はマイケル・マンらしいというのか、ドンパチの迫力は超一級なのに、物語としてのダイナミズムには欠ける映画に感じられました。ジョニー・ディップなのに惜しいなぁ。。。かえって、「バットマン〜ダークナイト」ではヒース・レジャーにお株を奪われたクリスチャン・ベイルがいい。
映画全体には当時の服装のスタイルから質感にいたるまで細部にわたって綿密に作られていますし、車、建物、家具までいうことがないほど説得力のある作りなのに人間を描いてワクワクしないところが辛い。ジョニー・ディップなのになぁ。。。
もうこれが今年映画館で観られる映画としては最後の映画になります。
振り返ってみると(こういうとき日記って便利です)
「エレジー」
「リボリューショナリー・ロード」
「ベンジャミン・バトン」
「パッセンジャーズ」
「闇の子ども達」
「チェインジリング」
「ウォッチメン」
「フロスト×ニクソン」
「グラン・トリノ」
「ザ・バンク 堕ちた巨像」
「愛を読む人」
「スラムドッグ$ミリオネア」
「ディア・ドクター」
「ブッシュ」
「サマーウオーズ」
「96時間」
「サブウェイ123」
「私の中のあなた」
「レスラー」
”This Is It”
「沈まぬ太陽」
「イングロリアス・バスターズ」
「パブリク・エネミーズ」
見たかった映画の半分も観られていないながら、見た本数は例年並み。今年は大作に恵まれていない・・・と感じていたのに、こうやって並べて見ると大きなはずれはないことに気づきます。
DVDでやっと遅まきながら観た中にも「ダウト」「ウォーリー」「フリーダム・ライターズ」などなど満足の大きい作品があって、それなりに充実した一年でした。
個人的なベストは「チェインジリング」・・・かな(一般的な評価が絶大な「グラントリノ」よりもこっちが好き)