対談


お付き合いのある地元タウン誌の企画で、この地で最も人気の高い建築家と対談させていただきました。


建築家という職業は私にとっては憧れの存在、構造物を設計するというだけでなく、美しいデザイン、心地よい居住性を追求することはもちろんのこと、一般住宅ともなれば家庭の内輪ごとまで入り込むような人間付き合いの匠さまで必要になります。さらには構造計算や建築予算のバジェット能力、人と人とのネゴシエイション能力まで総合力の高さが建築家の真骨頂なのです。私なんぞのように料理の職人としての能力しかない者にとっては建築家は彼方の高みにある人種です。


興味のある建築のお話で盛り上がりつつも、双方の興味の対象であるジャズ話もこの対談では楽しみの一つでした。


私の息子が、大学で私が経験したのと同じようなビックバンドに浸っていること、しかも同じ楽器を楽しんでいることを話すと、彼のお嬢様も同じようにジャズ研、しかもご夫婦の出身大学の同じサークルに在籍しているのだそうです。お互い子ども達に趣味の無理強いはしたことがないのに・・・こういうのこそ「血」のなせる技なんでしょうねぇ。


この対談はたぶん10月にタウン誌に載るはずです。この地の方々は気軽に見られますが、遠方の方でご興味のある方はご一報を。(因みに写真付きのはず。サイトではみらない姿もみられます・・・って見て嬉しいもんではありませんが・・・汗)