陸上記録

ボルトが９秒５８をたたき出した翌日、お越しになっていたお得意様は確か陸上をやっていたと聞いた記憶が。。。。

話題は自然と陸上競技の話となり、「陸上はどの種目をなさっていらっしゃったんですか？」と私。

「走り幅跳び、中学から学生時代はずっとね。これでも記録持ってんの。中学時代はその当時の中学記録を持ってて、それがね、息子が２０年後に同じ種目をやり始めた時にまだ破られてなかったんだよね」と淡々とおっしゃいます。

ええ！！それってスポーチ音痴の私からすると神の領域。

「そりゃぁもてたんでしょうねぇ」と私。
「えへへへ。。。」

中学高校の頃って、スポーツをやらせてもぴか一、勉強は学年で常に５番以内なんていうスーパースターがいました。勉強も普通、スポーツは頭を抱えるほどの劣等生の私は、羨望のまなざしでもてるそいつを遠くから眺めていたものですが、３０年ぶりの同窓会で会うと、スーバースターが見事に禿げ上がったオジサンになっていたことで唯一溜飲を下げた・・・という情けない劣等意識の克服をした私ですが、件の記録持ちのお得意様は未だに全身隙のない見事な着こなしと、アストン・マーチン、ポルシェを乗り回す格好良さを維持しています。こうなるともう劣等意識さえ持つことを諦めますよね。

あーーあ、人生って不公平。