遅読のすすめ


HOW TO本の新書なんぞ小馬鹿にしていたのですが、平野啓一郎さんの「本の読み方 スロー・リーディングの実践」はつい手に取ってしまいました。


なにしろ手も足も出なかったの「葬送」作者が「本は丹念に読め」「できれば再読 再再読しろ」「小説家に速読家なんぞいない」・・・と10冊の本をやみくもに速読するよりも一冊をじっくり読むこと、小説家の目をもって読むことを奨めている本なのです。さらには「葬送」の読み方まで解説しています。


情報過多の時代 速読にはいつも憧れがあったのですが、この本を読んで吹っ切れました。あと何年もない残りの人生、面白い本、読みたい本だけを丹念に読むことこの本にあわせて実践していきましょう。