優秀な人材


あくまで私の個人的な印象なのですが、このところwebを使った広告や、フリーペーパー、グルメ誌の広告の営業がやけに増えているような気がします。これも不況の影響なのでしょうか、営業がねちっこい。営業としてはある意味優秀でもあるわけですが、なかなか引きさがりません。電話でほんの少しでも隙をみせればすぐに店にやってきて、あの手この手のセールストークを繰り広げます。


私なんぞ根が軟弱なものですから、断るのも最初のうちはやんわりと遠回しに「無理です」と申し上げるのですが、そのしつこさに呆れて「だめったらダメ!」と、最初から言えばいいのに一通りの話を聞いてからでないと言えません。


だいたい、この手の広告の営業はどだい小さな小さな料理店には向きませんし、ほとんどものは広告を出すことのほうがマイナス効果になります。


最近の消費者の賢さは広告媒体の情報の信ぴょう性、正確さにも極めて高い精度で選択を行っています。


「このwebサイトに載る程度では美味しいかどうかは疑問」
「このTV番組に出るようではこの店も大したものではない」
「この情報誌のいうことは遠くから眺めておいた方がいい」


雑誌に載っていたから美味しい。TVで取り上げていたからいい店。webグルメサイトで奨めているから間違いない・・・とは決して思っていません。かえって載ってしまったことが店の信用を落としてしまうこともあるのです。


そんな事情をじつは媒体の側が認識していないことが未だにあったりするのが恐ろしい。