遠州焼き


昨日仕事の合間にちらっと見た「ケンミンショー」に出てきたのは遠州焼き。


地元では遠州焼きと呼ばれることはなくてお好み焼きです。


「あっ、そういえば。。。」とうまいところに目をつけたTV局にちょろっと拍手です。考えてみたらこの地方ならではの食べ物でした。とはいっても全国区で「お奨め!」と声高らかに宣言するようなものではなくて、地元では駄菓子屋で焼かれる極めて庶民的なおやつです。


一般的なお好み焼きの肉や魚介類ぬき、キャベツと紅ショウガ、決め手の刻んだタクワンが入っていて、薄っぺらに焼きます。大概街の駄菓子屋さんで焼かれるもので、食事というよりは小腹がすいた時のおやつみたいなものです。駄菓子屋さんに鉄板があるってのもこの地方ならでは?


私が子供のころにはお好み焼きと言えばこのことで、関西風のお好み焼きを始めて食べたのは万博で大阪を訪れた時。慣れたように鉄板に薄く焼こうとして怒られたことを今でも思い出します。


浜松餃子は私的にはいまだにピンとこないのですが、遠州焼き(遠州お好み焼き)はまさに地元のB級グルメ。地元以外の人に指摘されて初めて気づくってのがいかにもB級です。