早くも受賞酒
つい先日全国新酒鑑評会の結果が発表されいましたが、早くも金賞受賞酒が届きました。
香りはあくまで穏やか、ふくよかな膨らみと切れる後味が素晴らしいお酒に仕上がっています。
「鯉川」といえば亀の翁。復活した酒米として有名な亀の翁に長い時間をかけて取り組んでいる蔵です。
一般的有名なのは新潟 清泉の「亀の翁大吟醸」がありますが、もともと亀の翁(亀の尾)は庄内の余目町の篤農家阿倍亀治によって発見育成されたのだそうで、亀治の孫から直接種もみを譲り受けて取り組んだのが同じ地の蔵鯉川さんなのだと聞きます。
今回の全国新酒鑑評会に出品したのは兵庫産山田錦で造られていて、山形県の出品は亀の翁で用意されたのだそうです。十四代 山形正宗など県全体のお酒が元気な山形県で受賞クラスを醸し出すのは至難の技のはず。受賞をばねにさらに発展してくださるといいですね。