見てみよう


いつもメディアに攻撃的なのに、知らず知らずの内にその論調によりそった考え方をしている自分に気づきます。


インフルエンザ流行りも含めこの何年かは「厚生労働省=悪の権化」の風潮があります。私なんぞ、そのまんま信じてしまいそうな上に、さらには今どきの「国家公務員=自己保身しか考えない輩」くらいまで頭の中はヒートアップしそうなくらいでした。


しかしながら実際自分のまわりを見てみると、国家公務員の方々は私なんぞとても及ばないくらい優秀で、寝る間もないほど懸命に働いていて、自己保身なんて「この人に限ってありえない」と思うほどです。


昨日お話ししたようにインフルエンザのメディアでの過剰報道を受けて、冷静に対処するためにはどうしたもんか?考えると、「そうだ!厚労省のサイトを見てみよう」


普通に考えればnetの時代には当たり前の行為のはずなのに、植えつけられた厚労省アレルギーがこちらに目を向けさせず、自分で批判しているメディアの情報にうろうろしていたのです。まったく私ときたら全く救いようのないアホたれです。冷静に対処すべきはインフルエンザに対してではなくてメディア報道に対してですよね。




先日聞いたお話ではマスクだけでなく、うがいってのも日本独特の予防法だとか。うがいは10分前の感染には効果があるんだそうな。厚労省のサイトではうがいもマスクも推奨しているんですが。。。まっ、やらないよりはましってことね。


ここでこそ国は国民のために正しい情報だけを提供してくれなければなりません。たぶん、大丈夫だろう・・・と信じて。実際にはもっと強力にイニシアティブをとって欲しいんですが。先日お得意様のお医者様に「お上からインフルエンザに対してのお達しはたくさんあるんですか?」とお伺いすると、「たまに医師会からfaxが届くくらいですよ。TV見て情報を得てるくらいですから」と。いいの?厚労省??