「闇の子ども達」


雨の休日は見逃した「闇の子ども達」をDVDで鑑賞。


梁石日ヤン・ソギル)の原作を読んだ時点で「こりゃぁ映画化は無理でしょう」と思うほど衝撃的な描写の数々。小説それ自体がフィクションであろうがノンフィクションであろうが、幼児売春の実態は目を覆うばかりでした。


あれを演技とはいえ子供たちに??どんな編集テクニックを用いても、実際に行われていることを子供たちに知らせなければ演技指導はできないはず。こんな大人になっても驚きなのに、小さな子供たちに幼児売春の事実を伝えることは罪ではないか??と思えます。阪本監督はどんな手法を使ったのでしょう。いずれにしても小説の持つ爆発力を映画にもとめることはできず、あらゆるところで消化不良を感じる映画でした。


残念。