微妙なWBC


何度も申し上げているように野球には全く興味がないので、WBCは結果を聞いて「ふぅぅぅん」とうなづく程度の反応しかありません。巷でもワールドカップ・サッカー2002のように国中で盛り上がるというのとはちょっと違うみたいでなぁぁんか微妙です。


米国ではWBC人気はさっぱりだそうで、新聞でも結果だけがでるくらい、TVで取り上げられることもないほどだと聞きます。まっ、MLBにしたところで、選手の名前まで心得て応援するのは本当に地元の球団くらいなのだそうで、「全国民的巨人人気」の日本感覚では野球は語れないのだと聞きますからねぇ。WBCが国民的人気なのは韓国だけなんでしょうか?


こんなWBC、こんな調子で今後続くのか?・・・と思ったら、MLBの人材発掘にはもってこいのイベントだという位置づけもあるようで、ここで活躍した選手を引っ張るためにも、米国全体で不人気だろうがまだまだ続くらしいのです。なにしろMLBは日本人選手の大量加入で放映権などの日本利益を、インド中国にも伸ばすべく営業努力はさらに続いているのだそうです。野球の国アメリカの威信のためのWBCではないらしいことがいかにも今の経済優先のアメリカを象徴しています。


なぁぁんて話をラジオから流れる町山智弘さんのお話で知り、韓国に勝った負けたよりも裏話に興味津々だったりします。