あおによし
奈良の都は
咲く花の
にほふがごとく
今盛りなり
   小野老


今日の「日めくり万葉集」の選者はリービ英雄さん


「詩に歌われている奈良の都の繁栄は、英語にあてるとprosperともいえますが、もうひとつflourishという言葉も当てはまると思います。近代人の排他的と言っていいほど誰かを必ず差別しているnationalismと違って、おおらかに自らの文明を主張している。このおおらかなnationalismが今必要なんでしょうね」


いい言葉だぁ。思わず書き留めてしまいました。こういう風に二カ国の言葉を理解し操るだけでなく、文化までも均等に理解しえること、憧れです。