紙ジャケ〜ケニー・ランキン


残念なことにもうすぐ番組が終了してしまうFM J-WAVE ”大貫妙子 THE UNIVERS”で、先週はケニー・ランキンのミニ特集。なんとランキンの紙ジャケが一気に発売されることを知ってウキウキであります。


CD化されて日本で発売されているアルバムが少ない歌手で、私は20世紀も終わり頃になって「ケニー・ランキン〜ブライアン・ブログバーグ デュオ ライブ」の超絶スパーテクニック大会を聴いて(ブルー・ノートライブ)のた打ち回った一人です。ランキンのピアノとギターの弾き語りにベースがかぶさるだけなのに、その音の広がりの凄さといったら、ちょっとでも楽器をいじったことのある人なら目が釘付けになるはず。それ以来ランキンアルバムを中古市場でずっと探し続けても、なかなか出てこないミュージシャンであったのです。こういう一部のファンにしか評価されていないアルバムを一気に出していいのかなぁ?・・・とは思いつつも、発売元の英断に拍手です。どうやらベン・シドランとかジョージ・フェイムなんていうところも紙ジャケ一気発売があるらしく、音楽ファンにはたまらない春です。


まだipodにさえ落としていないニュー・アルバムが11枚、これにランキンが加わると・・・・嬉しい悲鳴です。


近頃は新しいアルバムも最初からipodで聴くようになってしまって、オーディオでCDを聴いていませんでした。山下達郎さんのニュー・マキシ・シングル「ずっと一緒さ」
をマイ・オーディオにかけると・・・・これが素晴らしい!というか、ipodはやっぱり携帯ウオークマンでしかないことを実感しました。こんなに丁寧に作ってある音楽を雑にしか聴かないようでは罰が当たります。3回に1回はちゃんとオーディオで聴かなくちゃぁいけませんね。