NO.1アクション映画


休みに見た映画「ボーン・アルティメイタム」 もうこれはこの数年のアクション映画の中でもNO.1 「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレイマシー」も含める三連作はアクション映画の金字塔と言っていいでしょう。途切れることのない緊張感、「ありえない」と「ありえるかも」の微妙なバランスを保つスーパーアクションの数々、「どうだカッコイイCGだろう」とか「スタントが素晴らしい」などという無意味な感想なんぞさしはさむ間もない圧倒的な連続性、鑑賞後にどっと疲れるかと思ったのに程よい爽快感。ダグ・リーマン フランク・マーシャルのプロデュースが素晴らしいのか、ポール・グリーングラスの監督がいいのか。「原作を越える映画はいまだかつてない」という説もラドラムの超名作「暗殺者」を向うに回しても、アクションと行く栗だけで見れば、「越えた」とは言わないまでも「肩を並べた」と言ってしまいたくなるほどの名作です。翌日DVDで観た「ブラッド・ダイヤモンド」が本来ならそこそこの作品であるのにつまらなく思えてしまいました。