紫尾の露

clementia2007-02-06



焼酎は未だに不得手な分野です。日本酒やワインのように味わいを際立って舌に感じることができないのは、飲んでいる量が少ないからなんでしょう。経験値が少ないのですね。


ですから、店に置くべき焼酎を探し出すには信頼している酒屋さんと、焼酎好きのお客様からの情報がとても有難く感じられます。



先日初めてお越しいただいたお客様は、聞けば鹿児島のご出身。召し上がり方、食材やお酒に対するちょっとしたお話から拝察してもかなりの食通であることは間違いありません。普段から自宅で焼酎を楽しんでおられると聞き、早速尋ねてみました。「お奨めは?」と。


「そうですねぇ、今好んで飲んでいるのは”紫尾の露”ですね。あれは美味いですよぉ」


「”紫尾の露” 飲んだことがありません。手に入るようなすぐにでも入れてみます」とその場でPCを開けて検索すると。。。。


”紫尾の露”・・・鹿児島 軸屋酒造・・・・


「あれ?軸屋さん??」


なぁぁんだ、使ってるじゃん、軸屋さんを。その時も酒屋さんに「軸屋さんの甕仕込も美味いですよ」と聞いていたのでした。灯台下暗し。即注文した”紫尾の露”は焼酎素人の私にも美味しい。果たしてお客様の反応は。