たまり過ぎ


年末には書くことも多いのに、書くゆとりがなくてパスしてしまった事柄がたくさん。特に備忘録として残そうと思った読書記録が全く書けず、映画も「硫黄島二部作」「武士の一分」などの感動作のことも書けずに年が明けてしまいました。そしてさらに年始のお休み中の読書記録も映画記録も。



今もこれから購入予定の本、チェック要の未鑑賞DVDが手帳に書き連ねてあります。書き留めておかないとすぐに忘れてしまいますので、気がついたとき書き綴っていると、ついつい予定ばかりがどんどん増えていってしまいます。


正月休みにブックオフ(ありがたい単行本三冊1000円セールでたくさん購入)で昔の中野翠さんの本を見つけて読み進むうちに、信頼している中野さんのお眼鏡にかなった映画が並んでいました。名作の呼び名が高かったのに見逃していた作品、田舎町ではかからなかった作品、全く未知の作品などなど


たとえば


「フリークスも人間も」「ゴースト・ワールド」「酔っ払った馬の時間」「過去のない男」「シティ・オブ・ゴッド」「インファイナル・アフェアⅠ&Ⅱ」「春の惑い」「フォッグ・オブ・ウオー」「ウェールズの山」「エクゼクティブ・ディシジョン」「浮雲(アキ・カウサスマキ)」「フープ・ドリームス」「黒猫・白猫」「ハピネス」


この日記をご覧の方は私を映画好き・・・とお思いでしょうが、これまで観てきているのはホントに超有名作、だれでも観ているベストヒッツばかりで、上にあげたような名作を見ていないことでお分かりのように実際半端な映画ファンなのであります。書き留めたメモは必ず携帯してレンタルDVDショップへGO!


昨日の休み、同じようにお奨めとして載っていたDVDブライアン・シンガーユージュアル・サスペクツ」を観ました(さすがにこの作品は知っていました) 1995年のこの怪作をなんで見逃していたのでしょう。まるで「ジャズファンを自認しながらコルトレーンを聞いたことがない」くらいに観ていなかったことを後悔。最初のストーリーの歯がゆさがワンシーンから一気に映画に心を惹きつけ、最後のどんでん返しでは「シックス・センス」なみに「えっ!?この結末でこれまでのストーリーの結末は合うの?」ともう一回確かめるために即見直したくなる内容です。これがオリジナル脚本というのですから素晴らしい。当然オスカーも取っているというのに、「私はこの時期何をしていたんだろう・・・」と自分を振り返りたくなる思いでありました。しかし、恐るべしクリストファー・マッカリー ブライアン・シンガー



映画よりもさらに溜まっている読みたい本は


「悪たれの華」「秋の四重奏」「逸脱者」「荒ぶる血」「天才たちの値段」「密約」「処刑御使」「ブラバン」「辛口評論家の招待」「そして殺人者は野に放たれる」「真鶴」「われ巣鴨に出頭せず」「終戦日記」(高見順)「天涯の孤独」「西洋音楽史」(岡田暁生)「再会」「名もなき毒」ほかたくさん


ああ、いつ読めるんだろう