「ソラリスの陽のもとに」〜「空海」


巨匠スタニスワフ・レムの名作SF「ソラリスの陽のもとに」を読んでいたのですが、物語半ばでぴったりと読む意志が失せてしまいました(途中まではかなり面白く読めたのに)世に言う名作に向かうとき、よく私に立ちはだかる壁です。結局読む力がないんでしょうね。まっ、面白く読めなければちょっと小休止したほうが賢明です。この二週間ほど本読みにいらいらしてしまっていました。一年に一度くらいこういうことがあります。


打開すべく読み始めたのは三田誠広「空海」 読む時間がもっと欲しいと思わせてくれる、肌に合う作品に感じられます。