ついにnet購入


CDやDVDの類は入手が難しい輸入物以外は、長いお付き合いのショップで買っていたのですが、つい先日全面新築工事で新しくなったそのショップのCD棚の傾向が、見るも無残な姿になってしまっていて40年近いお付き合いを断念しなければならなくなりそうです。


それなりに大きな店でしたが、ジャズ担当、クラシック担当の若い女性はきちんとお得意様の引継ぎもしてくれていましたので、私のような偏屈な音楽好きにも「もうじき○○の新譜がでますよ」などときめ細かな情報を伝えてくれるようないい店であったのです。長いお付き合いの間にジャズ担当の女性だけでも10人近く、全員がプロ意識をもって接してくれたのですが、この新築で新しい店は生身の情報を直接与えてくれるような店でも、マニアを満足させる品揃えでも無くなってしまいました。


電気製品などと同じように、音楽でも情報は自分で探し、店員さんに相談する時代ではなくなってしまった証がここにも。


というわけで、ついにCDもnetで購入し始めました。なにしろ頭がアナログですから、財布の中からお札がなくなっていくのを見ていないと、歯止めが利きません。


この2-3週間に購入したCD


”Piano Jazz”McPartland/Steely Dan
大御所マリアン・マクパートランドの前ではスティーリー・ダンもとってもいい子(翻訳なしの英語のみのインタビューなので話は1/3以下の理解ですが・・・雰囲気で)


”ライヴ・アット・ニューポートII”(紙ジャケット仕様) [LIMITED EDITION]
”ライヴ・アット・ニューポートI”(紙ジャケット仕様) [LIMITED EDITION]  敏子〜タバキン・ビックバンド
”Long Yellow Road ”敏子〜タバキン・ビックバンド
”Roud Time”敏子〜タバキン・ビックバンド
日記にも書いた1977年の敏子〜タバキン・ビックバンドの素晴らしさに改めて感動して、昔のLP盤のCDが出ていてこれも一緒に購入。(学生時代に発売されたLPでしたから、お金がなくてカセットテープで所有していたのですが、このままではカセットデッキ消滅とともに私の財産にならなくなってしまいます)日本人全員が誇りにしていいジャズの金字塔です。最近の日本人タレントのアメリカ進出をメディアが持ち上げる前に、穐吉さんのように40年も前からアメリカで格闘し、偉大な業績を残しているアーティストを大きく紹介しないのはどう考えてもおかしい。



”Ultimate Adventure ”チック・コリア
チック・コリアはすべて聞いていたい。。。で、すべてに満足します。



”Morph The Cat”ドナルド・フェイゲン
前述のスティーリー・ダンに続いて、片割れドナルド・フェイゲン久しぶりの新作。ワクワク。


”Changing Partners ” ハーヴィー・メイソン
前作のメイソン・トリオのアルバムが素晴らしくて、今回もかなり期待しつつ購入。チック・コリアのアルバムで健在振りを示したスティーブ・ガットにこのハーヴィー・メイソン。一時代を気づいた二人のスーパー・ドラマーは未だに進化しています。素晴らしい。



net購入の歯止めのかけ方を教えてください。貯金残高マイナスになる日は近いかも。