「ALWAYS 三丁目の夕日」「ミート・ザ・ペアレンツ2」


先週は映画「ミート・ザ・ペアレンツ2」と「ALWAYS 三丁目の夕日


「ミート・ザ・ペアレンツ2」ロバート・デ・ニーロダスティン・ホフマン バーブラ・ストライサンド 超豪華スーパースター競演コメディ。アメリカではコメディ部門で興行収入NO.1なのだとか。元CIAの超愛国主義者のロバート・デ・ニーロ扮するフィアンセの父親が、ユダヤ系リベラル専業主夫の元弁護士のホフマンとセックス・テラピスト ストレイザンドの相手の両親に会いに行くというウェディング狂奏曲。名優たちの競演というのでしょうか。。。。名優過ぎて恐れ多いばかりの映画であります。



「ALWAYS 三丁目の夕日」は言わずとしれた西岸良平の漫画を原作とした昭和30年代初期の東京を描いた映画です。原作漫画の連載が始まった頃、リアルタイムで「三丁目の夕日」を読んでいた時には周りの大人はすべて昭和30年代を実際に生きていた人々ばかりで、実感として「ああ、あの頃はそうだったよなぁ」と感慨深く懐かしむことができました。今映画を見ている50歳前の人たちは昭和30年代を知らない世代になってしまっています。我々は昭和30年を漫画で20年後に懐かしみ、さらにその30年後映画で懐かしんでいるのですねぇ。原作でよくできていたストーリーが選ばれて構成されているのはとても好感が持てるのですが、CGで描かれた遠景の人間がTVゲームのような動きであるのを見ると、そこまでCGで表現しなくても他に映像表現の手法はいくらでもありそうなのにと、その部分だけがちょっと残念な気もします。