香り

店を新しくしてからずっと、お客様の来店の時にお香を焚き、トイレには匂い袋を置くようにしています。


お香は京都「千花」さんの玄関口で焚かれていたに気づき、一見だったにもかかわらすご主人にずうずうしく販売店までお伺いしたのでした。匂い袋は奥湯河原「指月」で置いてあったのをみて真似ました。そういえば「高麗橋吉兆」さんでは部屋に入ると同時に焚いてあったお香を下げられていました。お料理が運ばれてくる頃にはちゃんと香りはなくなっていて「やるもんだなぁ」と感心したものです。生け花も含めて香りが料理の邪魔になってはいけないのですが、ほんのり香る香りというのは心を和らげてくれます。