かわいいは正しいか
全豪オープンテニスでマリア・シャラポアは残念ながら敗退。ウィンブルドンのような奇跡は起きませんでした。テニスにはたいした興味のないオジサン(私のことです)も、シャラポアの美しさ見たさにチャンネルを回したりするのです。日本のオジサンを釘付けにするシャラポアも出身地ロシアでは人気がないのだそうです。曰く、出身地ロシアの大会を無視している、父親に品位がないなどなど。
テニスに熱心な若者に聞きました。「シャラポアってどうさ」アイドルに熱中する世代だけに「大ファン!」と言うかと思えば「かわいいだけで実力がともなってないもん、ダメ」とな。
男性は往々にして専門分野には厳しいようです。
かくいう私も専門分野ではないのですが、音楽系では「かわいくてちょっと上手い」にかなり否定的です。「実力で勝負しろよ」と。美人、カワイイが前置きにあって、「実力派」とメディアにちやほやされるとご機嫌斜めになってしまうのです。ジャズやクラシックでは「かわいい」はマイナス要因になってしまいます。圧倒的な実力がなければ「かわいい」容認できない自分がいます。
変なの。あややは「かわいい」のに「案外上手い」が好ましいのに。