映画

たまたま書き込む間がなかっただけで、映画は相変わらず見ています。


「シークレット・ウィンドウ」
ジョニー・ディップが素晴らしい。役つくりを楽しんでいるのが伝わってくるような映画です。作家の精神が冒されていくという意味では「シャイニング」のような、読者にやられるという意味では「ミザリー」のような、でもスティーブン・キングのスタイルはいつも見るものを魅了します。


コラテラル
トム・クルーズはもちろん、ジェイミー・フォックスがいい。特にいい。後半向けてのサスペンスの盛り上がり方は独特の素晴らしさがあります。闇の中の部屋のシーンや、真上から撮ったL.A.のビル郡シーンが印象的だなと思ったら、マイケル・マン監督は夜のシーンのためにカメラを新しく作ってしまったのだそうな。トム・クルーズ演じる殺し屋のスーツも印象的であったのですが、これはイタリア製でもイギリス製でもだめで、役のイメージのために香港で作らせたとか。やっぱりマイケル・マン監督。


笑の大学
「スウィング・ガールズ」はビッグバンドファンとして楽しめた映画なのですが、「笑の大学」映画ファンとして心底豊かな気持ちにさせてくれた映画。いいぞ!日本映画。日本映画には役所広司がいてくれる。三谷幸喜はやっぱり凄い。星護はこれからも楽しみだ。三作品の中で個人的には一番お奨めかも?日本映画を斜めから見ていた私には目から鱗です。