TVとか映画とか

NHK金曜時代劇には時に引き込まれる名作があったりします。


今回の北原亜似子の「慶次郎縁側日記」(http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/)も原作が優れているだけにちょっと楽しみにしていたのですが、出演陣の渋めのラインアップと、しっかり手をかけたディーテイル迫力もあってかなりの見ごたえでした。第一話の思い入れなのか、作り手全員のパワーのようなものを感じる出来です。


以前の藤沢周平蝉しぐれ」のように毎回が楽しみになる作品になるのを期待します。


昨日レイトショーで「華氏911」を見てきました。レイトショーのわりにはそこそこの入り、関心の高さを物語っています。


映画の出来はさておき、様々なことを差っ引いてどう冷静に判断しても、ブッシュのイラク侵攻には問題があります。イラク国民がアメリカに感謝することは100%なさそうです。強烈な問題提起という意味で、私には身になった映画です。


昨日アタフタと焼き物をしているときに、鰻のタレをいれた甕をひっくり返してしまいました。床一面が鰻タレの海。掃除の手間よりも、長年使ってきた鰻タレを台無しにしてしまったことに呆然と立ち尽くしてしまいました。「戦争時の空襲でも鰻屋はタレだけを抱えて逃げた」というほど鰻屋では大切なタレです。1/3が残ったとはいえ茫然自失。あれこれ手を尽くして再生を試みます。