散策


市内の佐鳴湖西岸公園は、子供たちが小さい頃には休日の度に出かけていたところです。


すでに誰も一緒に散歩してくれないものですから、久しぶりにウチの子(犬)と出かけてみました。


整備された湖岸の芝生と散歩道以外に、すでに忘れ去られた雑木林の散策路があります。階段状に組まれた丸太は一部では朽ち果て、獣道のように草が覆ってしまうような部分もできています。当然、歩く人はだれもいなくて、整備された部分には異常に多い「犬放し飼い禁止」の看板もあるはずはありません。


ウチの子(犬)を放すと「ご主人様、私が先導します」とばかりに、私のほうを振り向き振り向きしながら前を歩いてくれます。車の多いアスファルトの歩道では、怖がって私の後ろを引きずられるように歩いているのにこの変貌ぶりはなんでしょう。やっぱり本来の猟犬としての資質が蘇るのですね。


アップダウンでちょっと汗をかいた後、芝生公園に寝転がっての読書がまた気持ちいいのです。


読み始めたばかりの宮本輝「草原の椅子」文庫の上巻をすべて読み終えてしまうほどスルスルとページが進み、気がついたら三時間も草上のゴロゴロ読書をしていました。その間ウチの子(犬)は私の横にベッタリくっついて昼寝をしたり、回りをウロウロ探検したりして、絵に描いたような秋の日ののどかな休日でありました。







先週中ごろ私ン処で開いたワイン(持ち込みも含む)


リッシュブルー1993(グロ・フレール・エ・セール)
クロ・ブジョ1995(アンヌ・グロ)
ソシアンドマレ1988
レ・ヴァンジル1993
ヴォーヌ・ロマネ1997(エマニュエル・ルジェ
マルゴー1987
コルトン1961(ドゥデ・ノーダン)
ドン・ペリニヨン1992 ロゼ
トロッケンベーレン・アウスレーゼ1986(ユーゲンなんとか?)


ウーーーン、田舎町の和食料理屋としてはよく開いたって感じです。有難やお客様。