プロのカラオケ


カラオケが苦手であることは以前にも書きました。


少なくともカラオケ・ボックスなるものには一度もいったことがありません。


カウンターの中から「どうぞ一曲」などと歌うことも接待の一部、みたいなスナック、バーの類へもずいぶん長いこと連れて行かれたことがありません。


なまじ人並み以上に音楽を聴いている分だけ、自分の音程が不安定であることがよくわかってしまう不幸・・・・というとカッコがいいのですが、音楽好きだと公言しているにもかかわらず、実は音痴で、歌うことが下手であることを知られたくないだけなのです。


TVの番組「夜のヒッパレ」(名前が違うかも?)が終わるのだそうですが、あれなどはプロの歌手が他人の歌をカラオケで歌うようなものなのですね。ひねくれた見かたをすれば、タレントがカラオケで楽しんでるのを眺める番組なんでしょうか。


実力のある歌い手が歌えば、他人の歌でもそれはそれなりに迫力はあるのですが、所詮は付け焼刃、「アチャー」レベルのものばかりです。


何をあほな事を、お笑いといっしょで、「過程」を番組にすることがうければそれが人気番組になるっていうだけじゃん・・・・とは理解しているつもりでも、プロが自分の職域で半端な仕事をするのをみるだけイライラしてしまいます。モー娘。松浦亜弥みたいな年端の行かないアイドルだってもっと訓練された「人に聞かせる」「お金の取れる」パーフォーマンスをしています。


プロフェッショナルはもっと緻密な作業をするものです。


ああいうのはやっつけ仕事の大量生産がまかり通る今の食業界と同じようで嫌です。うければそれでいいじゃんって。


などとつまらないことをつらつらと書いていると、昔、間違ってカラオケで歌ってしまって自己嫌悪に陥っている自分みたいで恥ずかしい。。。。こんなこと書かなくってもいいのに。