お役人


公の機関がwebサイトを作るための検討委員会に、参考意見を申し述べよ・・・・というわけで会議に出かけてきました。


街の小さな料理屋の小さなサイト代表といったところでしょう。


出席メンバーはお役所関係者、有識者はじめ10名前後の小さな検討会議です。


人数が少ないだけに皆さんのお話がきちっと聞ける上、すべての方々が優秀なので、今後の会議の方向性と基本理念を探ろうとする話からできてとても有意義でした。


お役所が主催するこのての会議では、利害関係やら話の論点が一致しないことやらでむなしく空転することも多いのですが、メンバーがよければそういうことがありません。


驚いたのが出席していた三名の女性、お役所関係の若い方々が「できる」ことでした。


いままで、役所で仕事をしている女性のイメージはいいところ、窓口の対応と事務処理くらいでしたが、この日の女性メンバーは皆、論理的なお話ぶりで会議の要点になる事柄をきちっと押さえてくれました。企業の中でも「できる」女性のイメージは、少々肩肘はったところがあるのですが、そういうところさえないしなやかさまで兼ね備えています。


「お役所の女子職員」の印象が変わりました。


こういう方が活躍する下地を作ることができる役所ってのも結構捨てたモンじゃありませんね。


私の話が一番しょうもなかった・・・・・情けない。力の差歴然。


鈴木宗男議員問題がメディアを騒がせています。


鈴木氏の「恫喝」を含めたお役人に対する態度って、田中眞紀子元外相が秘書官を犬猫を扱うように叱りつけていた態度と根はまったく同じような気がする私。


お役所に頼み事をするのに市会議員を通じて・・・・という市民レベルの意識があることを考えると、鈴木宗男氏の精力的な仕事というのは利権者にとってはものすごくいい議員なわけで、われわれ日本人の民度にはあの程度の政治家・・・・・とは考えたくないなァァァ。