戦争ゴッコ
いい公園を見つけました。
歩いて15分くらいの処にあったのに、長い間存在に気が付きませんでした。
ウオーキングの途中で見つけて、この二ー三日自然に足が向いています。
木々の緑が深くて、都会の中とは思えない森を感じさせてくれます。
近頃はどの公園もそうですが、子供達の姿を見かけることはありません。
ベンチにお婆ちゃん達がいるくらいです。
ところが、昨日、高校生らしき数人を目にしました。
エアガンと専用のゴーグルをして、戦争ゴッコです。
きっと、何かゲームの名前があるのでしょうが、要は戦争ゴッコです。森の中は場所としては最適でしょう。
今でこそ、「戦争はいけない、ゴッコでもよくない」というような風潮がありますが、私たちの子供の頃は遊びといえば、戦争ゴッコ、チャンバラでした。
それをとやかく言う、親もPTAもいませんでした。
戦争ゴッコをやる子が、戦争を始めるとはだれも思いませんでしたし、人を殺すことを何とも思わなくなる子が戦争ゴッコによって育つ、とも考えませんでした。
銀玉鉄砲をもって公園の中を走り回るのも小学校まで、そのうち興味がなくなるものです。
昨日公園で見た高校生達は、小学校のころは家の中でゲームに夢中だったのだと思います。そして、今頃になって外で遊び始めるってことでしょう。
15歳、17歳が問題になる昨今、高校生の戦争ゴッコが、彼らの精神に影響を及ぼすのでしょうか?
昔と遊びの時期が逆転しただけなのでしょうか?ちょっと考えてしまいました。