デート


別に自慢することでもないのですが、どうも下心がある男性が連れてくる女性に気に入られやすいようなのです、私ン処。


前回の日記でも書いたお得意さまもその一人で、カップルでやってくるとまず女性の方が料理やお酒、器なども含めた店の雰囲気をお気に召してくれています。


「また、あの店へ連れてって」なのか
「あの店ならデートしてあげる」なのか(そうお世辞を言ってくれる男性もいることはいます)


まっ、ともかく二回目、三回目も成功しやすいようです。


嬉しいような、悲しいような・・・


「目配せしてくれば彼女がつい飲み過ぎてしまうようなお酒出しちゃいますから」


とは冗談で言うものの、実際には奥さまだろうとガールフレンドだろうと不倫相手だろうと、楽しい時間を過ごしてくれるように心配りをする事にはまったく代わりはありません。


以前からのお得意さま(男性)が意中の人らしき女性を連れてみえたことがありました。


雰囲気を見ればわかります。


男性はかなり一生懸命で、女性は彼に押されつつ迷っている様子。


でも、とても誠実な方だけに密かに「無理かもしんないけどガンバレ」と願っていました。


それから半年ほどして同じ二人がお見えになったとき、雰囲気はガラッと変わっていました。


女性はお相手を信頼しきった様子、男性は押せ押せがなくなって落ち着いた様子。


左手の薬指にはやっぱり指輪が・・・


こういうのはかなり嬉しい。