恐れを知らない
ボランジェ
ルイ ロデレール
位までなら許されます。
シャンパンの話です。
本来、店には格というものがあります
置けばいいと言うものではありません。
それ以上のクラスを分をわきまえず平気でリストに載せるような店は
恥ずかしいです。
超高級フレンチではないのですから。
小さな小さな日本料理店なのです
私ン処は
「それに見合う料理作ってんの?」
といわれれば
身を縮めて謝るしかありません。
本当に分不相応です。
最初は10年ほど前
どうせそんなに売れないだろうからと
カリフォルニアのスパークリングワインを一応置く程度でした。
店を新築した3年前
それでもとスプマンテ「フェラーリ」に昇格しました。
個人的にもそのころからノンヴィンテージ シャンパンから
ヴィンテージシャンパンへの道が少しづつ開けてきました。
そんなに昔から良いシャンパンを飲み続けていたわけではないのです。
新参者です。
が
カヴァは安くてうまいとか
スプマンテだって十分にシャンパンに太刀打ちできるとか
バンムスーで十分だとか
カリフォルニアのスパークリングワインの最近の充実ぶりは素晴らしいとか
そうはいってもやっぱり
シャンパンの旨さは格別です。
そして、たまーーーにいただくヴィンテージ シャンパン
たとえば
クリスタル、ベル エポック、コント ド シャンパーニュ、シャルル エイドシェック
グランダーム、この前初めて味わったクロデ メニル
こんなうまいものやっぱりお客様にも飲んでいただきたい。
と思うのには時間はかかりませんでした。
かといってすべてお高い品物
お安く手に入ったものだけリストに載せています。
ボランジェ
タルラン
(これがすばらしい。今日飲んでみましたが)
シャルル エイドシェック’90
ヴーヴ クリコ グランダーム’89
サロン’85
フィリポリナ クロデ ゴワセ’88
どれも市場価格を考えればお手頃に飲んでいただけます。
(それでも高いけど)
恐れを知らないワインリストと言われようと
うまいんだから。
まさか、サロンやクロデ ゴワセが店に置ける時代が来るなんて夢にも思いませんでした。
飲んでくださる方がどれだけいるのか・・・・
やっぱり やりすぎ?