新鮮な魚 野菜


だれもが家庭でも新鮮な魚 みずみずしい野菜を使いたいと思います
当たり前です


ところが街の魚屋 八百屋は少なくなる一方
巨大 チェーンのスーパーマーケット ショッピングセンターに
ほとんどの方は集まります。


こういうところに新鮮な魚 野菜がない訳ではありません
充分使えるのもがあるのですが
ただ、企業の経営するところには儲からない物は置かれません。
おいしくても売れにくい物
鮮度も味も抜群でも少々お高い物
下処理の難しい物
在庫を抱えてしまうほど企業はバカではありません


意欲的な魚屋さん 八百屋さんはこういう物でも扱ったのです
店主とお客様がふれあっている店では
おいしさも伝えられるし
料理方法も教えることができる


たとえば、今私ン処で使っている
むかご 菱の実 栗
まっ、栗くらいは知っていても鬼皮付きのまま買う方は少ないでしょうし
むかご 菱の実にいたっては食べたことがない方も多いでしょう。
食卓にほんの少々でのぼれば
いつもある栽培のきのこ類と違って秋を感じることができるはずです。
でも、今は普通では手に入らない


観光地や海に近い観光交通の要所には
最近、一般の方相手の「魚市場」のような物が増えてきています
つい先日もTVで紹介されていましたが
漁港に近い=魚市場=新鮮=安い
は99%ありません
特に観光客を相手にする場所では。


魚はどこでも捕れる鰺 鰯のたぐい
鯛 平目は生きていればほぼ養殖
死んでいれば売れ残り またはオーストラリアなど外国からの送り
その地の特産品でも冷凍の戻し
北陸で生きている蟹!と思っても北海道のタラバ蟹だったり
オホーツクでロシア船が大量にとるずわい蟹(決して地物ではない)


企業は儲からない物は扱わないのです。
安価 安定供給
大原則です


高くても新鮮 なかなか手に入らなくておいしい
今、一般でこんな物が簡単に入手できたら
「眉唾」と思った方がいいでしょう。


ほんとに鮮度がよくっておいしい物を使うのには
それなりの努力がいる世の中になってしまっています。
地物の筋のいい
鯛 平目 鱸
家庭でおいしく食べることはもうないかもしれません。