チルソクの夏


FMで聴いた加羽沢美濃さんの音楽が聴きたくて「チルソクの夏」をDVDで借りてきました。


多くの人が自分の高校生時代を懐かしんで淡い恋心に思い駆られる映画です。実は私も最初に見た時はそんな心持に涙したのです。


が、
しかし、


高校生活はもちろん、中学だって大学だってこんないい思いは一度たりともしてないのです(キッパリ) 淡い恋心を抱くのは万人の青春の思い出としても、淡い思いは決して成就することが万人にあるわけがありません。いけてないモテなかった私のようなボンクラ野郎には見果てぬ夢何でありますよぉ。いい年をしてからこういう映画を見ると自分もいい思いをしているかのように錯覚してしまうのが恐ろしい。青春はあくまで残酷なものでありました。