携帯電話の使い勝手

一ヶ月ほど前に購入した携帯電話であります。

今回の携帯電話はデザイン重視の私にとっては妥協に妥協を重ねた、「まっ、これくらいで我慢するしかない」というほどの使えればいい機能を備えた電話です。

とはいえ、この携帯、ボタンが使い勝手が悪い。文字の下にある細いバーが光るので、太い指でバーを押そうとすると小さくて押しにくい。さらには「1」を押したつもりが「4」が表示される。

「なんだぁ、これ。1を押すにはバーを上向きに押さないといけないのかぁ？使いにくいなぁ」と押しては間違い押しては間違っていたのです。

ところが昨日、息子に指摘されました。

「なにやってんのぉ。そのバーは上下を区切るラインでしょ。”1”はバーの上を押すの」

押す際にバーが光るものですから、てっきりそのバーがボタンであるとばかり思い込んでいました。なんというオジサンチックな間違い、思い込んだらテコでも動かないアナログ頭。融通の利かない硬直思考。自分の年齢以上の老化現象を思い知らされて頭が真っ白になったあと笑い出してしまいました。

オジサンパソコン教室で「マウスを動かして見てください」の言葉に、マウスを右手で持ち上げて振り回していた某企業の社長さんと同じレベルになってしまった自分に呆然です。

いや、わたくしのせいじゃぁない、デザインが悪いんだぁ。と、さらにオジサンチック。